アスペルガーで運動音痴なのに、消防士で救急車に乗って武道系総合格闘技参段の人

 お疲れ様です。

 最近、発達障害についていろいろなメディアで取り上げられています。だんだん周り

の理解が進んでいくのは、良いことだと思います。周りの人が発達障害について理解し

て、「あの人はこういう人だ、だから補助しよう。」と思ってもらう社会となれば良い

と思います。

 しかし、自分みたいに見た目ではアスペルガー症候群と分からない人間は、ただの変

な人と思われて孤立してきました。今では仕事はなんとかこなして、運動音痴でありな

がら格闘技を続けることで、参段で壮年部の全国大会に出場することができました。

 これは、自分でもがいて試行錯誤してきた結果ですが、どんな試行錯誤したかも書い

ていこうと思っています。

 自分で自分のできないことを考えて、一つずつ洗いだし(書き出し)、その一つずつ

について、対策を考えることが必要です。一つずつ対策を考えたら実際に実践してみ

る。ダメだったなら新しく対策を練り直しまた実践する。その時の対策をしっかりと覚

えておき、同じようなシチュエーションがまたやってくるので、その時実践する。その

繰り返しです。その一つずつが経験となり積み重なれば、どんなシチュエーションにも

対応できるようになります。

 ただこれは、まず失敗するというやり方なので、非常に辛いです。他の人に挨拶する

ことも難しい自分としては、挨拶するということから対策、実践をはじめました。